心を病むくらいであれば、積極的に『退職代行』サービスを利用するべき。

2025-05-09

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『退職代行』サービスに対しては賛否両論あるが、、。

(引用元:photo AC)

コールセンター業界に限らず、職場の人間関係に悩まされ、

会社を辞めたくなる時は誰にでもあると思います。

会社を辞めたくなる理由の最たるものは、主に上司を中心とする人間関係のもつれではないでしょうか?

私も実際、これまでに何度となく経験がありますが、

嫌な上司のことを思い出すだけて憂鬱になり、職場に向かう足が重い、、なんてことも。

『もう、こんな会社、辞めたい。。』

そう考えても、その嫌な上司に退職の意向を言い出せず、いつまでもツラい状況を我慢する、、

そんな毎日を繰り返していないでしょうか?

最近は、そんな人たちを救う『退職代行』というサービスが当たり前に広まってきました。

私も過去に、そんな『退職代行』サービスを利用したことがある一人です。

シンはこんな人

本業は会社員の40代ブロガー。
2019年から通算3年ほどコールセンターでの勤務を経験。
2年ほどオペレーターを務めた後、1年間SV(スーパーバイザー)として勤務。チームワーク構築に向けて改善案を提示しつつ、英語を駆使して外資系クライアントとの折衝に奮闘。

(引用元:photo AC)

自分で上司などに退職の意思を告げることなく、離職票や雇用保険のことなど、

退職に関する事務手続きなどをすべて肩代わりしてくれる『退職代行』

上司に恵まれず、悲惨な思いを抱えている人にとって、これほどの救済サービスはないでしょう。

しかし、世間ではこの『退職代行』に対して批判的な意見も見られます。

『自分でちゃんと辞めると言えないなんて、甘え過ぎだ!』とか、

『こういうサービスが、自分で責任を取れない人間を増やしていく!』みたいな意見も。

“仕事は盗め"、"見て覚えろ"的な、体育会系な、

昭和のノリで働いてきた人たちにとっては特に、そういう考えの方が多いのではないでしょうか。

(私も一応、昭和の人間ですが。。。😓)

確かに、ちょっと叱られたくらいで心が折れてしまい、逃げ出したくなるような性根では、

この先、どんな会社(職場)でもやり抜いていくには難しいかもしれません。

そういう意味では、多少のことは踏ん張って耐え抜き、選り好みせず、仕事の経験値を積むべきでしょう。

その方が、本人にとっても今後の人生を生きていく上で必ず役に立つはずです。

(引用元:photo AC)

一方、そうも言ってられないほど、精神的に追い詰められている人もいるはずです。

本人が心が弱いとかではなく、

あまりに職場環境がブラックすぎたり、

理不尽にも程がある上司の仕打ちなどなど。

どうしても『退職代行』サービスを使いたくなるほど心を病んでしまった方々の気持ちを代弁する意味でも、

以下で私の体験について触れていきます。

ツラい状況から救ってくれた『退職代行』業者

(引用元:photo AC)

私はその昔、直属の上司とまったく折りが合わず、納得のいかない指導を受け続けた結果、

心を病み、およそ半年ほど休職扱いになったことがありました。

その時は、傷病手当をいただきながら、近所のメンタルクリニックに通うほど、心に傷を負っていました。。。

当時の診断では、『軽度のうつ症状』

食欲が失せ、熟睡できず、極度の睡眠不足に陥ったため、やむなく昼にも寝てしまうという、

一日中、ほぼ引きこもりの生活を送っていました。

と同時に、”対人恐怖症”にもなっていました。

外に出て人目に触れることを極端に恐れ、部屋からは一歩も踏み出せない始末。。

動悸や息切れがひどく、クリニックから処方された動悸を抑える薬、

そして睡眠導入剤に頼った毎日を過ごしていました。

結局、その職場は半年間の休職扱いとなったあと、退職。

この時は、私が信頼できるもっと上の上司に直接、退職の意向を伝えました。

ひとまず、それで寝たきりの生活からは解放され、

症状もだいぶ落ち着いて人前にも出れるようになっていたので、

転職活動をスタート。

幸い、次の職場も見つかったのですが、、

一度”うつ症状”を発した人は、それがクセになってしまうのでしょうか。。

それとも、またまたブラックな会社を引き当ててしまったのが良くなかったのでしょうか。。

毎晩、上司のことを想像しては熟睡できず、

憂鬱な気持ちのまま目覚め、通勤電車内では何度も吐き気を催し、

職場のある駅に降りても結局、会社に行けずに、、

通勤途上の喫茶店に入ってしまい、同僚にメールのみ送ってそのまま帰宅したこともありました。

(引用元:Pixabay)

人間、一旦気持ちが滅入ってしまうと、自身でその感情を増幅させ、

ますます心理的に引きこもってしまうのだと思います。

過去にうつ症状を発した人は、その確率が人並み以上に高いのだと思います。

会社に出社せず、帰宅してしまった自分は、もう再び会社に行ける気がせず、

すがるような気持ちで『会社 辞めたい』などと検索し、

そうして『退職代行』サービスを見つけたのでした。

このサービスは当時の自分にとって、まさに”救いの神”のような存在でした。

ろくに会社に電話すらできなかった、心が完全に崩壊してしまった自分にとっては。

LINEを通じて、自身の現状、会社に伝えてほしい内容などを事細かにメッセージで共有。

あとは、その退職代行業者が、退職に係る事務手続きをすべて請け負ってくれました。

その退職代行に係る料金は¥30,000でした。

動悸が激しく、ろくに電話すらできなかった自分にとっては、

この苦しみから解放されるのであれば、決して高くはない料金でした。

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退職することで開ける新たな一歩がある!

(引用元:photo AC)

ここまで述べてきたことを振り返ると、いかにも精神的弱者の味方に立ち、

『退職代行』サービスを神のように崇めているように聞こえるはずです。

ですが個人的な体験からも、私は、すべての人がこのサービスを使うべきではないと考えています。

わざわざ安くもない料金を支払わずとも、ご自身でしっかり退職の意思を伝えられるのであれば、

なるべくそうすべきだと思っています。

それは”自分で責任を取る”というよりは、できる限り”逃げグセ”をつけてほしくないからです。

新卒で、まだ社会人経験が1年足らずとか、仕事の中身というものをよく知らないまま離脱してしまうのは、

あなた自身にとって良くない、というのは確かに一理あります。

(※もちろん、そうはいってられないほど、病んでいるのであれば別ですが、。)

私の場合は、一度、”うつ症状”を発して以来、

今でもたまに悪夢にうなされるほど、ツラい気持ちになることがあります。

それ以来、どういう理由にしろ、”逃げている”と思われても仕方がないくらい、転職を繰り返してきました。

ただし、『退職代行』サービスを利用したのは、上記の1回だけでした。

私と同じように、退職の意思をうまくご自身の口から発することができないほど、病んでしまっている方は、

ぜひともこのサービスを利用するべきです。

いつまでも、眠れぬ夜を過ごし、『生きている意味がない』とすら思い込んでしまうくらいなら、

すがる時はすがるべきです。

そうして、ツラい環境から抜け出すことさえできれば、

また新たな環境に、もっと生きやすい環境に身を置くこともできます。

(引用元:photo AC)

より生きやすい、充実した人生を取り戻すためならば、

『退職代行』業者に頼ることは決して卑怯なことではありません。

私は実際、何度か転職を繰り返したのち、現在はかなり恵まれた職場で、同僚と楽しく仕事をこなしています。

あなたが生き生きと働ける職場は他にあるはずです。

『自分には特別に秀でたスキルもないから』なんて、卑下する必要はありません。

誰にでも、働きやすい環境というのは存在します。

そうでなければ、最初から会社勤めなどできないことになってしまいます。

もちろん、サラリーマンに向いてない方も、いらっしゃるでしょうが。

それは何度か、違う環境に身を置くことで気づくものでもあります。

『退職代行』を利用すること=逃げること、というネガティブな捉え方ではなく、

”新たな仕事環境を見つけるためのサポートツール”のような感覚で捉えた方がはるかにマシです。

ブラックな会社に義理立てする必要はありませんし、

納得のいかない指示をしてくる上司に気を遣う必要もありません。

まして、いつまでもご自身の心を痛め続ける環境に苦しまないでください。

あなたが輝ける仕事環境は、きっとどこかにあるはずです✨

私は何度も転職を繰り返した結果、

今は上司や同僚にも恵まれた、すごく働きやすい職場環境に身を置くことができています。

これと同じように、あなたも居心地の良い環境を見つけることができるはずです。

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