コールセンターの面接はどんな感じ?
まず落とされることはない
皆さん、こんにちは。
この記事をお読みになっている方は、もしかしたら、
コールセンターで働くことに少なからず興味・関心があるかもしれませんね。
この記事では、過去に私が”初めてコールセンターで勤務するにあたって受けた面接”について、
詳しく以下に解説していきます。

本業は会社員の40代ブロガー。
2019年から通算3年ほどコールセンターでの勤務を経験。
2年ほどオペレーターを務めた後、1年間SV(スーパーバイザー)として勤務。チームワーク構築に向けて改善案を提示しつつ、英語を駆使して外資系クライアントとの折衝に奮闘。

コールセンターに関して巷でよく言われるのが、
『離職率が高い』ってことなんですけど、、
まあ、これは業務内容がストレス溜まるからという理由もあるでしょうが、
それだけが理由ではないと思います。
コールセンターの職場って、アルバイトなど非正規雇用の方が多く、
そういった方々が家庭環境の変化にともなって退職したりする、というケースも割とあります。
あるいは、コールセンターというのは割と新規で営業案件をとってきたりする会社も多いので、
新規プロジェクトに起用するメンバーを急遽募集しなければならない場合もあります。
そういった理由から、常に人手が足りていないという状況です。
会話がうまくできないとか、よほどコミュニケーションに難がある場合、
あとは以下に述べる、タイピングスキルがほぼゼロという場合などを除き、
よほどの事情がなければ、まず不採用になることはないでしょう。

そして、年齢やこれまでの職歴もさして問われることはないと考えて大丈夫です。
実際、私が初めてコールセンターでの面接に臨んだ際は、
すでに40代前半でしたが、何ら問題なく採用されましたし、
その後も、私と同年代の方々が次々と採用され、中には50〜60代の方もいらっしゃいます。
そういった事例を見ても、年齢は一切不問と言えるでしょう。
ある程度のPCスキルはあった方が良い

コールセンターで勤務するにおいて、WordやExcelなどを自在に扱えることは大事ですし、
少なくともタイピング能力は”必須スキル”といっても過言ではありません。
というのも、、コールセンターでは受電した案件に関して、
各部署ごとに決められたフォームに記録(コールログ)を残すことが多いのですが、
この入力作業に手間取っていたら、周りの同僚よりも受電回数が少なくなり、
それは必然的にSVやマネージャーからの評価を下げてしまう要因になりかねません。
(※もちろん、各会社の職場ごとに評価基準はまちまちなため、一概に言えるものではありませんが。)
高速でブラインドタッチができるとか、そこまでのレベルは必要ありませんが、
素早く正確にタイピングできるに越したことはありません。
もちろん、入社してからも研修の一環として、タイピング練習をさせてくれるところもありますが、
その分周りの同僚よりも遅れをとってしまい、気後れといいますか、
場合によっては惨めな思いもしかねませんので、、。
実際、私がコールセンターの面接を受けた際には、
面接官が現れる前に簡単なタイピングテストを受けさせられました。
タイピング測定アプリみたいなものがありまして、
1分間にどれだけの単語(文字数)を間違いなく打てるか、
という基準でタイピング能力を測定するテストです。
たしか基準が、上からA〜Dくらいまであり、当時の私はBくらいの結果で、
まあまあ問題なし、だったと思います。

キーボードをいちいち見ながらじゃないと、、とか、
1文字ずつしか打てない、などという方は、
あるいは不採用になってしまう可能性もゼロではないと思いますので、
もしタイピングに自信がないというのでしたら、
日頃から『寿司打』などのタイピング練習アプリなどを使い、
遊びながらでもタイピング能力を向上させておくことをおすすめします。
細かい気配りなどで好印象を植え付けるのもアリ

『いや〜、自分はまったくパソコンなどに疎くて、、』という方も、あきらめる必要はありません。
仮に、上記で述べたようなPC(タイピング)スキルがなかったとしても、
当日の面接官に対し、好印象を与えることで内定を勝ち取ることも、会社によっては可能かと思います。
担当した面接官の方の感じ方、考え方によるところもあるでしょうが、
私は初めて受けたコールセンターの面接において、
当時の面接を担当した部長に好印象を抱かせたと、後から知りました。
しかし、私が何か特別なことをしたわけではありません。
タイピングテストを終えた後、私は面接官が姿を現すまで着席して待っていましたが、
その面接官が部屋に入ってきた際、私は座っていたイスから立ち上がり、軽く一礼しただけです。
ささいなことかもしれませんが、当時、
その面接を担当した部長には極めて好ましい第一印象だったらしく、
『あの時のことは覚えている』と、だいぶ後になってから聞かされました。
そのような、ちょっとした所作でも、
逆を言えば、周りの人たちはできていなかったのかもしれません。
何も自慢したいわけではありませんが、
相手に対するちょっとした気遣いだったり、
礼儀正しい振る舞いというのも、
コミュニケーションスキルの立派な要素であり、
特にお客様の悩みに向き合うコールセンター業界ではことさら大事なことかもしれません。
いや、お客様を相手にする職種であれば、どの業界においても共通の大事なポイント、と言えるでしょう。
仮にPC(タイピング)スキルに乏しかったとしても、
こういったコミュニケーションスキルをそつなく発動できる方であれば、
入社後もその意欲や頑張りを期待され、迷いなく採用されるのではないでしょうか。

いかがでしょうか?
これまでの内容をお読みになり、
コールセンターでの勤務を迷っている方が、
少しでも前向きな気持ちになっていただければ幸いです。
私も初めてコールセンターの面接を受けようと思った時は、
どうしても『クレーム対応でストレス溜まるだろう』というネガティブなイメージを払拭できず、
割と不安な気持ちでいましたが、
面接時にも担当者から、『クレームなんて全体の1割程度ですよ。』という言葉をいただき、
少し気持ちが軽くなったのを覚えています。
何事もチャレンジです。
『コールセンターで働くメリット・デメリットは?』の記事でも紹介しているように、
コールセンターで働くことは、皆さんが思い描いている以上の価値をもたらしてくれるかもしれませんよ。